メキシコおよび中南米全域：BYDのSeaLion 07 EVの発売とYangwang U9のデビュー

ヤンワン U9

2025年1月10日から11日にかけてメキシコで開催されたABB FIA フォーミュラE世界選手権において、BYDは新型ミッドサイズ純電気SUV「BYD シーライオン 07EV」の発売と、ヤンワン U9電気スーパーカーのラテンアメリカでの初披露によって注目を集めました。

イベントでは、BYDが大規模なメディア試乗会を開催しました。BYDメキシコ支社の乗用車営業部長ホルヘ・バジェホが歓迎の挨拶を行い、新年度の展望を語りました。彼は、BYDが引き続き新しいモデルを投入し、現地消費者の多様な車両ニーズに応えることを約束し、「私たちは引き続き革新を進め、新しいエネルギー製品の多様なラインナップを提供し、メキシコの消費者がグリーントラベルを実現するお手伝いをします」と強調しました。

BYD Sealion 7

BYD Sea Lion 07EVの発売は、イベントにおける最も注目すべきハイライトの一つとなりました。BYDの展示エリアには、メディア記者、業界リーダー、ブランド幹部が集結し、このインテリジェントな電気SUVのデビューを目の当たりにしました。BYDメキシコ支社のゼネラルマネージャーである邹周（ゾウ チョウ）氏は、「2025年にメキシコで投入されるBYDの新車であるSea Lion 07EVは、革新的なデザイン、洗練された外観、強力なパフォーマンス、そして贅沢な質感を兼ね備え、BYDがメキシコ市場向けに最先端の電気自動車を提供することへのコミットメントを示しています」と述べました。BYD Sea Lion 07EVはメキシコで949,800ペソで販売されています。

シーライオン 07EV のサイズは、全長4,830mm、全幅1,925mm、全高1,620mmで、ホイールベースは2,930mmです。車にはデュアルモーターの4WDシステムが搭載されており、前後モーターの最大出力はそれぞれ160kWと230kWで、ピークトルクはそれぞれ230N・mおよび380N・mです。この車両には82.5kWhのバッテリーパックが装備されており、WLTC航続距離は456キロメートルで、最大150kWのDC急速充電に対応しています。30%から80%までの充電には30分かかります。

一方、純電気スーパーカーのヤンワンɡ U9が会場でラテンアメリカに初登場しました。雲辇-Xやe⁴プラットフォームなどの最先端技術を活用し、画期的な「ダンスモード」、その場でのジャンプ、そしてその場での旋回を披露し、多くの観客が写真を撮ったりチェックインしたりして注目していました。
この一連の行動は、BYDがグローバルな新エネルギー車市場でのさらなる拡大とブランド影響力の強化を示しており、新エネルギー車分野におけるBYDの強固な技術力と市場ポテンシャルを表しています。